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ティバートン・パワー


ホルビガー - ファーストチョイス

2000年の操業開始以来、ティバートン・パワー複合サイクルガスタービン発電所は、ロードアイランド州をはじめとするその他5つのニューイングランド州の家庭や企業に電力を供給してきました。2012年、オーナーのエメラ・エナジー社は、大規模なメンテナンスと近代化計画に着手することを決定しました。徹底的な市場調査の後、エメラ・エナジー社はホルビガーにコンタクトをとりました。

ティバートン

2000年の操業開始以来、ティバートン・パワー複合サイクルガスタービン発電所は、ロードアイランド州をはじめとするその他5つのニューイングランド州の家庭や企業に電力を供給してきました。2012年、オーナーのエメラ・エナジー社は、大規模なメンテナンスと近代化計画に着手することを決定しました。徹底的な市場調査の後、エメラ・エナジー社はホルビガーにコンタクトをとりました。

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REE評価が示す最適化の可能性

2015年11月中旬、ホルビガー REE評価(信頼性/Reliability、効率性/ Efficiency、環境健全性/Environmental Soundness)がシステムの信頼性、効率、環境適合性をチェックしました。最も重要な結果はホルビガーのHydroCOMシステムが、全体的な運転プロセスを改善し、脈動や振動レベルを低減することが分かった点です。REE評価で求められる包括的なチェックの過程で、ホルビガーチームはコンプレッサーにおけるさらなる改善の機会も多数発見しました。

HydroCOMによる効率向上

近代化されたコンプレッサーは、2016年11月から稼働しています。ホルビガーのHydroCOMシステムのおかげで、プラントの効率は大幅に向上しました。コンプレッサーは18%から100%の範囲でで連続運転が可能となり、タービンへのガス圧も連続的に調整できるため、機械出力が無駄になることはありません。以前は、コンプレッサーは50%、75%、100%のいずれかでしか運転できませんでした。

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安全性の強化

もう一つの大きな利点は、コンプレッサーをプロセス制御室から完全に操作できるようになったことです。さらに、ホルビガーが制御通信を光ファイバーにアップグレードし、光ファイバーケーブルがコンプレッサーからプロセス制御室まで直接配線されたことで、インターネット経由での通信が不要となり、制御の信頼性も向上しました。ティバートン・パワー社にとっても、このアップグレードは運転の安定性とプラントの信頼性を向上させました。

[HOERBIGER@MOTION 2017年5月号より ]。

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